カンフーハッスル・羊たちの沈黙・クローバーフィールド

カンフーハッスル

うぅん、この映画は全く観るところないなぁ。少林サッカーは素晴らしかったんやけどね。

なんといっても映画を面白くなくしている原因は、ストーリーに目的がないところ。最初から最後まで、何を目指して物語りが進んでるのかがわからないので、1個1個のエピソードがぼやけてます。細かいギャグとか映像はがんばってるだけに残念無念。チュウ・シンチー自体は元々、そういうの考えない人なのかもね。そういえば、食神もそうやったなぁ・・・。

羊たちの沈黙

これも学生時代から数えると、3回目くらいかな。18年前の映画とは思えないくらい、よく出来ている。物語の冒頭のジョディフォスターの初々しい演技ですでに引き込まれ、アンソニーホプキンスの切れっぷりに引き込まれ、とっても幸せな時間でした。キャラが立ってる映画は大大大好きです。パルプフィクションしかり、ちょっと昔の映画はキャラ立ちが凄いね。最近の映画と比較すると、はっきり分かる。

この映画に出てくる役者全員にいえるんですが、演技が素敵。目線の振り方、ハニカんだ表情、うなずき方、笑い方、キレ方、全てがキャラクターをうまく表しているなぁ。キャラクター作るときには非常に有効ですねぇ。

クローバーフィールド

めっちゃ面白いんやけど、物語が完結せずに終わるんやね。続編あるんかな???あるんやったら観ないと収まらんかんじ。この手法って、USJのアトラクションとか、FPSのデモシーンとかにそのまま使えるね。主人公が訪れるとこ、訪れるとこに、どえらい事が起こって、一番の見せ場を体感させてくれる。途中で、ちょっと「都合よすぎ!」と思うことはあるが、映像に迫力もあるし、物語の続きも気になるし、この手法にどっぷりはまってもうた。いやぁ、面白かったです。