ミスト
とっても面白かった。原因不明の霧が発生して、スーパーマーケットに閉じ込められた人たちの、刻々と変わる状況を描いた映画。ところどころで、クリーチャーが出てきて、人を食べたりするんだけど、それがメインじゃなくて、あくまでその状況におかれた人間たちの心の動きをみせる事を主軸に置いている。特に町中で狂っているとされていた女性が、状況の変化によって、扱いが変わっていく様は面白い。それの締めくくりも良かった。やっぱり人間の心情を上手く描いた映画は面白いですね。スティーブン・キング原作の映画化はアタリハズレがあるが、これはアタリ☆
ハンニバル・ライジング
レクター博士の生まれた理由を描いた映画。感想としては、あんまり見ないほうが良かったなぁというのが一番に残った。というのも、レクター博士の魅力って、何であんなに残酷何やろ？とか、何であんなに賢いんやろ？とか、想像できる余地がある事が重要だったように思う。それを克明に「こんな理由があって、レクター博士が生まれたんですよ！」とみせられても、自分の想像を超えることが出来なかった。「意外と普通やなぁ・・・」そういう印象。レクター博士に愛情を持ちすぎたのが、その感情に輪をかけたのかもしれない。
