ゲームと産学官連携

たまたま最近、ゲームに関係する産学官連携のニュースがいくつかありました。特に結論とかはないので、ダラダラ書きます……。

まず、昨日付けでバンダイナムコゲームスさんと、東京大学との共同プロジェクトのニュースが上がってました。こちらは、教育に利用するためのシリアスゲーム的な連携みたいです。昔からナムコさんは太鼓の達人をリハビリに利用していたり、エンターテインメントの以外の目的で、ゲームを利用する事をしていたので、その流れでしょうか。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0907/29/news095.html


あと、大阪にある開発会社ヘキサドライブさんが開いている、関西ゲームデベロッパー交流会でも、今後の課題として産学官連携をあげていました。(この会には色々事情があって参加できないんですよね。)第4回ということで、少しずつ規模が大きくなってきているようです。

http://hexadrive.sblo.jp/article/30765054.html


最後に、松山さん関係で情報を集めていたときに、見つけた福岡のGFF(GAME FACTORY FUKUOKA)ここでは、昔から九州大学と福岡市を中心に、産学官連携が進められていて、こちらは人材育成の面と、ゲーム産業の発展という大きな目的で開催されています。具体的な内容はわからなかったですが、レポートがあったので、下記に張っておきます。

http://sangakukan.jp/journal/main/200905/pdf/0905-03-7.pdf
http://sangakukan.jp/journal/main/200905/pdf/0905-03-8.pdf


目的が無いと産学官が連携しても、なんともならないのですが、他社と違う事や、新しい価値観を生み出すには、必要になってくると思います。やはり会社に勤めて思うのは、新しい価値観を地道に研究していく事に時間を割くことができないんですよね。やはり、今直面している問題を解決する事を優先される。それは会社にいる以上、当たり前の事なのですが、なかなか新しいことは生まれにくい。

そういう状況を改善するためにも、産学官の連携には興味をもっていきたいです。