ベヨ姉のフェイシャル
ベヨ姉のブログで、フェイシャルの記事があがってました。ベヨ姉ファンとしても、デザイナーとしても嬉しい限りです!
http://blog.bayonetta.jp/archives/757
ブログに張ってある映像を良く見てみると、フェイシャルコントローラは、カーブとグリッドを使ったオブジェクト式のコントローラっぽいですね。真ん中にあるコントローラがメインで骨に繋がっていて、右・左にあるスライダーは、真ん中のコントローラのアニメーションをブレンド率をドライブするためのものでしょうか。あぁでも、真ん中のやつは、オフセットの可能性もありますね。スライダーがドライブするのは、真ん中のコントローラの親のアニメーションブレンド率。
真ん中のコントローラと同じような仕組みは、ソウルキャリバー4でも採用されていました*1。このコントローラは表現的に制限が多いものの、キャラ間でアニメーションの使い回しがしやすく、フェイシャルをつけるアニメーターが複数人いても、クオリティのバラつきが吸収しやすい、メリットの多いコントローラなので、そこを狙ってるんでしょうか。
個人的に、コントローラ自体はFF12レヴァナントウィングスで採用している、ボーンを直接手で動かせるようなものの方がダイナミックな表情になるので好きだったりします。ただ、そこは世界観がリアル寄りか、デフォルメ寄りかでも変わってきますし、アニメーターの体制によっても変わってくるので、一概にどうとも言えないですね。
とはいえ、製品版では、このコントローラを使って、どんなエゲつなくてカッコいい表情がついているのでしょうか、予想を上回って裏切ってくれる事を、とっても期待しています〜。
*1:CGWorld 200811の記事