Naughty Dog のゲームデザイナー採用基準を教えてもらいました

会社の同僚に、Naughty Dogのゲームデザイナー採用基準を教えてもらいました。

ネタ元は、minahitoさんという方のブログ記事から。
この記事で興味深かったのは、日本の会社ではあまり明示されていない、企画職の責任とスキルについて書かれていた事です。今まで漠然と「企画は何でも勉強せなアカンのや!」と聞いていたものが、ハッキリと言葉で定義されていたので、喉の奥につっかえていた物がスッキリした気分です。

特に良いなと思った項目が、下記の2点。

  • Maya, 3DS Max もしくは同様の3Dパッケージ(DCCツール)に関するバッチリ実用的な知識。
  • アクションゲームのスクリプトを書いたことのある経験者を優遇します。

両項目とも、アーティストやプログラマなどの専門職レベルまで達していないにしても、いっぺんに押さえておくのは、なかなか大変ですね。採用基準としては壁が高い。ただ、そう思うのは日本人だからでしょうか…。minahitoさんも書かれていたのですが、この辺りはMOD文化が下地になってるのであれば、海外のゲームデザイナーにとっては自然な事かもしれません。

今まで、あまり企画職の事を考えた事が無かったので、実感が沸かなかったんですが、海外のニュースで「MOD文化を企業が支援する」とか、「大学の授業でMODを作る」とかいうのは、ゲームデザイナーの下地を作るという意味では良い施策だったんですね。

なるほど、やっと繋がってきました。