SIGGRAPH ASIA 2009

再来月、12月16日から「SIGGRAPH ASIA 2009」が開催される予定です。しかも今回は横浜でやるようです!

……というのを、昨日知りました。いや、だいぶ前に発表になってたみたいなので、有名な話っぽいですが、当然のように「日本じゃないでしょ〜」と思っていました。出遅れました…。なので、この話を知ってからは、急遽会社でロビー活動してたりします。「連れてって、連れてって〜。」

というのも、開催スケジュールを調べていて、特に受けたい講義が2つあったんですよ。

The Look of "Up": A Filmmaker's Guide to the Pixar Process

  • Wednesday, 16 December | 2:15 PM - 6:00 PM | Level 5 - Auditorium
  • 英語のみでの講演 / Presented in English

まず1点目が映画UP(邦題:カールじいさんの空飛ぶ家)の講義。

講義の紹介を読んでいると、映画の制作に関わったメンバーの方々が、制作過程をそれぞれの立場からお話するというものだそうです。「シェーダー開発における制作事例」のような、具体的な記述は書かれていなかったので、どんな内容になるかはわかりませんが、メイキング的なものになるのであれば面白そうです。まぁ主目的はPixarの人に会いたいっていうミーハーな気持ちが大きいですがねぇ。だって、日本にPixarの人が来るって、滅多に無いですからね。この機会を逃したら、死ぬまで会えないかも。

レンダリング用・ゲーム用キャラクターの同時制作ワークフロー

  • Producing Pre-Render/In-Game Shared Character Assets
  • Thursday, 17 December | 9:00 AM - 10:45 AM | Room 502
  • 日本語のみでの講演 / Presented in Japanese

もう1つは、以前紹介した、フェイシャルリグ・セットアップDVDで解説をされていた、id Softwareのリードアニメーター、原慎一郎さんの講義です。

今回は、レンダリング用に作成した高解像度モデルをベースにした、ゲーム用キャラクターの作り方を紹介してくれるそうです。キャラクターのコンセプト、モデリング、UV、テクスチャーペイント、プロジェクションペイント、高解像度モデル制作、リダクション。最後に、実機でのプレビューと、かなり実践的な内容となるようです。時間が1時間45分もあるので、かなり濃い内容が期待できます。これは是非観ておきたい!

あと、空いた時間にElectronic Theater、Animation Theaterなどを見れたら、かなり素敵。学生時代から憧れていた、SIGGRAPH生活を満喫できます。

とはいえ、まだ参加は決定していないので、ロビー活動は続けないといけないんですがねぇ…。最悪、講義資料とかだけでも拝めたら嬉しいなぁ。うぅん、でもやっぱり参加したい!