ベヨネッタ、そういえば、もう一個

昨日、ベヨネッタの感想を書きましたが、そういえば、もう一つ凄いなぁと思ったことがありました。

スタッフ、少なっ!

ゲーム終了後のスタッフロールなんですが、あっという間に終わっちゃうんですよね。ゲームデザイナー2人ってありですか…。

最近は、海外のゲームをプレイする事が多いので、映画並みの長〜いスタッフロールを当たり前に感じてしまっていましたが、このゲームはとても短いです。この人数で、あのボリュームを作り上げたかと思うと、頭が下がります…。「人数が少ないから、海外に対抗出来ない!」とか、言い訳できないですねぇ。

一人一人が3馬力以上の力を求められ、そのオーダーに応え切ったタイトルですから、各自がすばらしい成果を出せた仕上がりになっていると思います。

プラチナゲームズさんの公式ブログでも、上記のように触れられていましたが、まさにその通りだったんだと思います。1人のスタッフが3人分くらいの働きをしないと太刀打ちできないボリューム。ベヨネッタに関わられたスタッフの皆様、お疲れ様でした!


ひとまず、ベヨネッタは一通り堪能したので、次回作が気になってきているのですが、続編はあるのでしょうか?このチームが、今まで関わってきたタイトルからして、続編は無さそうな気もしますねぇ…。

ただ、ベヨネッタの続編が無くても、ベヨネッタチームの別の新作があるかもと考えると、続編以上に楽しみな感じがします。どちらにせよ、次回もサービス満点のゲームが出てくるとは思いますので、1ファンとしては期待しつつ、じっくり待ちたいと思います。

追記:

もう一回ラスボス倒して、スタッフロールを調べてみました。ベヨネッタは、スタッフロール中でもポーズが効くので、数えやすかったです。ただ、数えるとより驚きますね。この規模のゲームにしては、異常な少なさです…。しかも外部協力会社の方は、名前の横に会社名が記載されているので、内部・外部含めこの人数のようです…。うへぇ。

Director 1
Producer 1
Cinematics Director 1

ここはゲームの冒頭でも出てくる、ディレクター陣のお三人。

Lead Game Designer 1
Game Designer 1

企画さん2人。マジですか…。

Conceptual Design 1
BackGround Designer 13
Conceptual Character Designer 1
Character Modeler 5
Animation 7
Visual Effects Designer 3
InterFace Designer 1
Cinematic Designer 11

アーティスト総勢42名。モデラー4人とか、なかなか少ない。この規模だともっと必要なように思うのですが…。

Lead Software Engineer 1
System Programming 1
Gameplay Programming 1
Stage Programming 3
Graphics Programming 2
Effects Programming 1
Interface Programming 1

プログラマさんは10人。かなり辛そうですが、大丈夫だったんでしょうか。凝った演出とか、イレギュラーな処理とかやってると思うんですが、この人数で対応ですか…。ネットワークがランキングのみなのが不幸中の幸い?いや、それでも辛そうな…。


という感じで、調べてみたら、やっぱり少なかったです。素晴らしいとか、そういうのを通り越してるんですけどね…。

今年のCEDECではビジュアルメインの講演を行っていただきましたが、来年のCEDECでは、チームの体制をメインにした講演をしてほしいなぁ。この人数で、どうやったらあのボリュームをまかなえるんでしょうか。是非聞いてみたいですよ!これは!!


追記2:
GameBusiness.jpのインタビューでも、メイン50人程度の開発って事が発言されていました。やはり、少ない人数のようですねぇ〜。

DEVELOPER'S TALK】"プラチナ"クラスの作品が完成〜渾身のクライマックスアクション『ベヨネッタ』を手掛けたプラチナゲームズを直撃

http://www.gamebusiness.jp/article.php?id=787