この映画も学生時代に一回観たんだけど、やっぱり面白いなぁ。アクションカッコ良いし、ストーリーも面白いし、キャラも超立ってる。
この時代のアクションは、ブルーバックで撮影とか、デジタルダブルとか使ってないんで、めっちゃ臨場感がある。本当にハラハラする。(ただ、そのおかげで、スタントマンがやってる所ははっきりわかるんだけど・・・。「ニコラスケイジ、そんなに髪の毛長くない！」とか。)とにかく目が離せない。
ストーリーも濃いね。顔を入れ替えて違う人物になるっていう破天荒な設定なんだけど、各立場でのやり取りが巧妙。顔が入れ替わってからの、二人のやり取りはうまくやってるなぁ。目的のために自分の気持ちを裏切る感じは、ターンＡガンダムで、キエルとディアナ様が入れ替わって、ディアナ様がお墓の前で土下座するシーンくらい鳥肌が立った。またニコラスケイジも、ジョントラボルタも演技がうまいんで、キャラも立ってるし、最高。悪いやつは本当に悪い。こんな悪いやつを良く演じきれるなぁ。女の尻を鷲掴みにして吠えるシーンとかめっちゃ悪い。
1990〜2000年くらいの映画は、もう一度見直しても良いかも。羊たちの沈黙といい、Face/Offといい、CGを使ってないので臨場感あるし、ストーリーや設定もそんなに古臭くない。純粋に映画に入り込める。
