CEDEC2009に参加します。

今週木曜日、日帰りでCEDECに参加します。

いつもは3日間フルで出てますが、今の時期だと1日行けるだけでも感謝です。いや、本当は1日でも白い目で見られる状況ですが……。そんで今回出ようと思っている講義が下記のとおり。結構濃い内容が詰まってます。

  • 9月3日(木)
    • ゲーム開発インフラ事例 〜「龍が如く」を支えた開発設備について〜
    • ベヨネッタにおけるアクションゲームの作り方
    • 3Dアニメータの今後の課題について テクニカルアーティストとアニメーター、これからのアニメーションワークフローはどうあるべきか
    • プリビズの進化と効果
    • ゲームムービー製作におけるアニメーションデータの管理と活用


特に今回、注目しているのが3つ。「ベヨネッタ」と「3Dアニメーターの今後の課題」と、「ゲームムービーにおけるアニメーションデータの管理と活用」です。

ベヨネッタは完全にファン視点。ベヨネッタのゲームデータの仕組みが垣間見えたら、それでOK!まぁアクションゲームなので、動きの事については、解説があるでしょうが。

次に「3Dアニメーターの今後の課題」。これが今年一番のチャレンジ。なんてったって、ラウンドテーブルですからね・・・。今まで、5年間くらいCEDECに参加してますが、ラウンドテーブルは出来るだけ避けてました。上手い事話題が噛み合えば良いんですが、どうなるんでしょうか?あと、ちょっと気になったのが、ラウンドテーブルの議題とかが詳しく出てないので、準備しようにも準備が出来ない。まぁその辺りは考慮して議長的な方は入るんでしょうが。色んな意味でドキドキです。

そして、最後「ゲームムービーにおけるアニメーションデータの管理と活用」。これは直接ゲームデータの管理では無いんでしょうが、今うちのチームが直面しているのが、この辺りの問題だったりします。データ自体はバージョン管理ソフトで一括管理してるんで、データ自体が見つからなくなる事は無いのですが、思ったとおりのデータにアクセスするのに時間がかかる。あとは、人の作った動きは使いまわしがしにくい。その辺が、ネックになってて、どうしようかと悩んでいるところ。解決法は教えてもらえなくとも、ヒントがあったら良いなぁ。多分、次のプロジェクトはそこのフローに手を入れないといけない事になるので。

そんなこんなで、今年はバタバタしそうですが、CEDECは毎年楽しみなので、それまでに仕事やっつけておきます〜。