以前、KILLZONE2のキャラの情報を調べていた時に、メモしていた内容。
このゲームに登場するキャラクターは、下記のようなテクスチャ構成になっているようです。
カラーマップ
- R:カラー R成分
- G:カラー G成分
- B:カラー B成分
- A:アンビエントオクルージョン
ノーマルマップ
- R:法線ベクトルX
- G:法線ベクトルY
- B:法線ベクトルZ
- A:無し
スペキュラマップ
- R:スペキュラ
- G:リフレクティビティ(反射)
- B:インテンシティ
- A:無し
基本、テクスチャは3枚で、カラーマップ以外はアルファを使っていないようです。ほんまかなぁと思って、SS集めて調べてみたんですが、たしかにそれっぽいオブジェクトがついていない。アルファブレンドはもちろん、アルファテスト的なものも見当たりませんねぇ。
これはどういう事かなと思ったんですが、KILLZONE2で採用している、ディファード・レンダリング(Deferred Rendering)では、半透明処理については、別レンダリングして後から合成しないといけないようで、非常に苦手としているそうです。
キャラクターのデザインを見ても、ソリッドなオブジェクトで、長い髪の毛や、布が破れた表現などがあまり無いので、アルファがあまり使えなくても致命傷にならないんでしょうね。しかも、テクスチャがDXT1(アルファ無し)で持てるので、容量の削減にもなり、なかなか理にかなった作りのようです。
このあたりも「D'artiste Character Modeling 3」で詳しく乗ってると良いなぁ。早く届いてほしい。